はまりましたー 2
引き続き、最近ハマッタモノのお話を。
昔々、友達がこのアニメにはまっていました。
少女マンガとはまるっきり縁がない男でしたが、
深夜の再放送でハマッタとのことでした。
それから、10数年。
最近同じ作者の作品を知り合いから勧めてもらって、すごく面白かったので、
なんとなく、手にとって見ました。
BASARA
田村由美・作
小学館 フラワーコミック
<全27巻>
…ごめんなさい。
気軽な気分で手に取った私が悪かったです。
面白いんですよー。
長いんで、何度も途中でやめようとしたのですが。
後1巻読んだらやめよう。
この話が一段落したら、やめよう。
さすがに目が疲れてきたから、そろそろ休憩しよう。
そう思いながら、結局1日かけてぶっ続けで読み通してしまいました。
こんなにやめられないマンガは久しぶりです。
茅田砂胡の「デルフィニア戦記」「スカーレットウィザード」、続編の「暁の天使シリーズ」に匹敵します。
アレのときもひどかった。
新書版小説で合計31巻。
読んでも読んでも止まらなくて、結局読み終わるまで収まらなかったもんなぁ。
…ああ、あとハリーポッターシリーズもそうか。
少女マンガでは珍しい、国取り・立身出世系統のお話です。
高度な文明が20世紀末で滅びてしまい、今では文明が衰退してしまった世界。
日本は国王とその息子たちが支配する、王国になっていました。
矛盾と崩壊を含みつつ、圧制をしき、民を虐げる王一族の支配が続く中、
暴君の圧政から人民を救うと予言された“運命の子”が生まれます…。
運命の子「タタラ」の双子の妹として生まれた主人公更紗ですが、
王子の郡に村が襲われ、兄が殺された時から、運命が大きく動き始めます。
少女マンガらしい、独特の切り口で国取り物語が描かれるのは、とても新鮮でした。
同じカテゴリーでも男性と女性の描くものは、ちがいますね。
男向けは「戦い・対立すること」があたりまえで、それをどう解決するかが基本ですが、
女性向けは、「争わない世界もある。争っても分かり合える」が主軸の気がします。
主人公たちが成長していくところも、魅力のひとつでした。
主人公である更紗が成長していくのはもちろんなのですが、
対極に位置する「赤の王」の成長がすごかったです。特に後半。
ご都合主義のきれいごとだけで済まさず、理不尽に死んでいくキャラクターがいるのも、
このお話に説得力を持たせています。
最後は、きれいにまとまっているので、読後感がとても良かったです。
今、ひまな人にはお勧めですよ。
…やめられなくなるから(笑
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